インド各地で行われる
国民的行事

日程はヒンドゥー教の暦によって決められ、毎年2月下旬から3月のどこか2日間で開催される。地方によって祭の呼び名が違っており、西ベンガルでは「Basant Utsav」、マハーラーシュトラ州では「Rangpanchami」といった具合で全く異なるので注意。

「楽しい祭りは、大抵よごれる?」

この連載では、そんな問いかけを検証すべく、日本と世界の知られざるよごれるけど楽しいお祭りを紹介していきます。

今回のお祭りはインド各地を舞台に行われる「ホーリー祭り」!
このお祭りでは春の訪れを祝い、五穀豊穣を願います。インドと言えば、多くの人種や言語などが存在することで知られていますが、このお祭りでは、そうした垣根を越え人々が一体となってお互いをよごし合い、楽しみます。近年カラーパウダーを用いたランニングイベントや野外フェスが開催されていますが、それらの元になったと言われるイベントでもあります。

全身がカラーパウダーや色水まみれになるこのお祭りは、ヒンドゥー教の神様、クリシュナのエピソードにちなんでいます。恋人のラーダの色白の肌をうらやましく思ったクリシュナが母に相談したところ、母はクリシュナをなだめるために「ラーダの顔を好きな色に塗ってしまえばいいのに」とアドバイスしました。それを真に受けたいたずら好きのクリシュナは本当にラーダの顔を塗ってしまいました。このエピソードが長年に渡って伝えられ、愛着のある人や通りすがりの他人とよごし合う風習につながりました。

祭で用いられるカラーパウダーは、それぞれ自然由来のものを使っています。例えば、赤はお肌に良い、顔パックなどに用いられるレッド・サンダルウッドが原料となっています。

街の至る所にカラーパウダーが山積み!

と、祭の背景の説明はここまで。
それでは、お待ちかね、現地の興奮の様子をどうぞ!

誰もカラーパウダーからは逃れられない!

そこかしこで舞い上がるカラーパウダー!

更に毎回恒例の参加者の声も届いています。

めちゃくちゃ汚れた、
けどよごし返してやったので満足!

ハッピーホーリーーーー!!
色のない人生は考えられない!

各地で参加方法は異なるので、参加したい場合は事前にその地域に問い合わせましょう。祭の期間中は、少しでもよごれてしまうと、ターゲットになってしまうので、注意が必要です。また、祭の数日前から子どもたちはよごし合いを始めてしまうので、こちらも併せて注意しましょう。

参加するなら、サングラスや帽子などカラーパウダーのダメージを抑えるグッズも必須です。また、祭りの期間中はみんな浮かれているためか交通事故が多いので、自動車やバイクにも注意してください。

今年の開催は3月13日〜14日。日本でも年によっては関連イベントが行われているようなので、ハッピーホーリーしてみてはいかが?

[よごそう祭りレーダーチャート][よごそう祭りレーダーチャート]

※よごそう祭りの感じ方には個人差があります。

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