身体も心もくたくたになるほど働き、「好きなことを仕事にしちゃいけない」と思っていた。そんな彼女は今、大好きなヨガを人に伝える仕事が楽しくてたまらない。身体も心もくたくたになるほど働き、「好きなことを仕事にしちゃいけない」と思っていた。そんな彼女は今、大好きなヨガを人に伝える仕事が楽しくてたまらない。

よごれながらも自分の道を拓くために⽇々頑張っている30歳の挑戦者たち。
この連載では、彼らの挑戦を紹介します。

ヨガとの出会い

ー ヨガに出会う前は、どのような仕事をしていたのですか?

アクセサリーが好きで、社会人になって最初に選んだ仕事は、アクセサリーの販売でした。実はその頃、今よりも10キロくらい太っていて……。洋服も好きだけど、アクセサリーの方がずっと持っていられるし、価値がなくならないって思ったんですね。アクセサリーを変えると、気分も変わるし。でも、実際に働いてみたらすごく大変で。本社とお店の間に入ることのストレスや残業だらけの日々で体調を崩してしまって。さすがに厳しくなって、辞めることにしました。好きなことを仕事にしちゃいけないのかなって考えたりしました。

ー ヨガのどんなところに魅力を感じたのですか?

今度は自分の時間にゆとりが持てる仕事にしようと思って、派遣の仕事を始めた時に出会ったのがヨガでした。すごく忙しく働いていた頃は、自分のことをギュウギュウと押しつぶして苦しんでいて。毎日「なんでダメなんだろう」ってマイナス思考だったんですね。楽しくないし、体も疲れているから、毎日会社にいくのがいやで。でも、ヨガに出会ってから、日々生きていることそのものがありがたくて、普通の何気ない生活がありがたいと感じられるようになったんです。

資格を取りに行ったハワイで出会った先生から受け取ったのが「自分をハグするように、やさしくしてあげてね」という言葉でした。それまでの私は、周りから認められる自分にならなきゃって思っていたんですけれど、その言葉で、私は私のままでいいんだっていう気持ちが持てて。私は私のままで、自然体でナチュラルでいられることが一番いいんだって思うようになりました。

感謝と共に生きること

ー ヨガのインストラクターとして、どんな風に働いているのですか?

ヨガのインストラクターは、普通はヨガスタジオに就職したり、オーディションを受けて仕事をとっていく感じなんですれど、私は不思議と、人からのご縁でお仕事をもらえて今までずっと続けてきています。生徒さんが「人を集めるから、ここで教室を開いてください」と声をかけてくださったりすることもあって。ヨガのインストラクターとして生きるなら、30歳までにはヨガだけで食べていけるようにしたいと思っていたら、29歳でそれを達成することができて。感謝しかないって思っています。

ー 仕事を通じて、今は何を目指していますか?

今の社会にはストレスを抱えて生きる人がたくさんいると思います。でも、ヨガをする時間は、今に集中して、自分と向き合う貴重な時間を与えてくれます。自分に「ありがとう、いつもがんばっているね」と感謝する気持ちが持てるようになると、こころも体もほぐれてやわらかくなっていきます。

このままずっと、おばあちゃんになっても、ヨガをする時間を誰かと共有できたら嬉しいなと思っています。

ー mariさんにとって、「汚れ」とは?

ヨガを通じて、気持ちのいい汗をかいて、自分自身を受け入れ抱きしめる気持ちを知ることが出来ました。それから、感謝の気持ちに包まれる幸せも。そんなことを感じます。

“汚れは、受け入れて 包み込んで 感謝を”

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